これまでドコモさんのケータイ(携帯)を使っていたのですが、新しいモノ好きの私は結構な額の勉強料(解約違約金)を支払ってソフトバンクさんに乗り換えました。


普段からさわっていていろいろと愉しいiphoneですが、仕事上でもなにかと重宝しています。


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魅力的なアプリの中で使っているのが、「郵便番号検索」(Masayuki Nii)、「ITJ六法」(akipon)。

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「郵便番号検索」はその名のごとく郵便番号から住所を、または住所から郵便番号を検索できるアプリです。


裁判所書記官の重要な職務として、裁判文書の内容を当事者に了知させる「送達」と呼ばれるものがありますが、通常、書留(「特別送達」と呼ばれています)郵便で行います。


ゆえに毎日数多くの郵便物を作成しているので、宛名書きに役立てています。


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「ITJ六法」は基本六法(憲法、民法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法、商法、会社法)を収録したアプリです。


毎年、裁判所書記官はおおむね次の2冊のいずれかから六法の貸与を受けています。

有斐閣判例六法Professional 平成22年版/青山 善充

¥5,460
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模範六法2010 平成22年版/判例六法編修委員会

¥5,670
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このアプリは基本六法に限られてしまいますが、気軽に六法を持ち出せるのが革新的です。



また、条文検索や

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キーワード検索がすることができ、

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ものの数秒で該当の条文にあたることができるので、重宝しています。


これが無料。使わない手はありません。

書記官としては関連法の人事訴訟法、民事執行法、民事保全法、破産法、民事再生法、少年法などなども充実させてもらえるとさらにうれしいのですが、無料なので贅沢は言えません。





iphoneのメールでは、添付されたさまざまなファイルが閲覧可能です。


もちろん、PDFファイルも。



この機能を生かして、仕事場や家にたまった資料の山をiphoneに詰め込んで、持ち出せるようにしました。


資料をスキャナーでPDFファイルとして読み込み、これを自分のgmailあてに送ります。


iphoneでgmailを受信できるように設定して、添付ファイル付きのメールを受信する訳ですが、iphoneの受信方式はimap式が選択できるので、iphoneで受信してもgmailのサーバー上にはデータが残ります。

gmailのサーバーは7GBまでただで使えるので、かなりのデータ量をサーバー下に保存しておくことができます。

また、gmailを選ぶのは、gmailならば、あらかじめウェブ上で指定しておいた条件にしたがったメッセージの振り分けを行うことができ(これまでのように単純なフォルダに仕分けするわけではありません。ひとつのメールが複数の条件に仕分けすることもできます。)、iphoneで受信するだけでルールに沿った分類がされるので、閲覧する便宜がよいのです。


iphoneで取り込んだPDFファイルを閲覧しているところ。

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簡単に拡大縮小、スライドができるので閲覧に難儀することはありません。




そして、件名欄に書類のタイトルや内容、キーワードなどをつけておけば、メール内で検索もできます。

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ちなみに、メールアプリを立ち上げていなくても、iphoneには「spotlight」という機能があり、iphone内すべてのデータから目的のものを検索することが可能です。



これで書類の山からを廃棄して部屋のスペースを効率的に使えますし、ドッジファイルにインデックスをつけて整理する苦労、とっさの書類探しに四苦八苦することから解放されますね。